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Photo & Text: Kanoko Nagata
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シャトー・ムートンロートシルト 醸造過程見学
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ムートンの畑の説明のあと、醸造について話がありました。アルコール醗酵タンクは、ステンレスばかり見ていたので、大きな木樽の醗酵樽は新鮮に感じました。
品種ごとに収穫した後、大きな木樽で醗酵させます。
ムートンで初めて聞いたのは、「デルスタージュ」で、これは醗酵タンクにブドウのカスと空気を残したまま、ワインを取り出して、5〜6時間後に上からワインを入れる作業だそうです。
これをする事で、酸素とワインが触れ合うのでしょうか。大きなタンクのワインを移す容器が必要なため、かなり大変な作業になるのだそうですが、3〜4回行うそうです。
新樽率は60%〜95%でヴィンテージによって変えているそうです。
樽に入れる前に、アッサンブラージュ(ブレンド)を行いますが、セカンドラベル(プチムートン)になるのは、50%〜60%くらいの割合だそうです。
樽に入れる前の試飲と樹齢などの区画によって、セカンドになるかムートンにするか決めるそうです。 (私たちが行った時には、醗酵タンクに2004年のプチムートンが入っていたらしくて、チョコレートのような何とも言えない香りがしていました)
樽(たぶん空っぽの樽のこと)も70%〜80%の湿度のあるカーヴで寝かせているそうです。 |
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醸造工程の説明の後、プライベートカーヴを見学しました。プライベートカーブには、30万本のワインが保管されており、ボルドーのワインだけでなく、ボルドー以外のワインも保管されているとの話でした。
ジメジメして暗く、地下牢のような場所でしたが、ワインには心地良いのでしょうねぇ。
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この他に、1859年以降のムートンが保管されているヴィノテックがあったそうです。第二次世界大戦中にドイツ兵がやってきて、ワインを持ち去ったそうなんですが、祭壇の後ろに壁を造り難を逃れたそうです。
こんなワイン畑しかないような場所にまで、ドイツ兵が戦争をしにやってきたなんて・・・平和な時代に生 きている私には、考え付きませんでした。
ワインを愛するその当時のフランス人の気持ちを思いました。 そんな話を聞くと、1859年のワインを飲む事なんて、誰にも出来ませんね。
この後、ムートンにある美術館のような宝物館も少し見学しました。(写真は禁止でした) |
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