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Photo:Sachiko Kusano & Shoko Noguchi Text: Sachiko Kusano
ポメリー(
Pommery
)
今回のツアー最後の訪問地ポメリーです。
不思議の国のアリスやおとぎ話に登場しそうなちょっとメルヘンな建物に入ると、アリスが大人になったようなキュートな広報担当の女性と、パリ万博のために作られたエミールガレ作の美しい大樽が出迎えてくれます。
アリスの案内でオペラ座の怪人の住む地下に続くよう な雰囲気のある117段の階段を下り、薄暗く冷んやりとしたカーヴの中へ入っていきます。
カーヴは、ローマ時代の石切り場に作ってあります。なのでもちろん石でできており、壁にはギュスターヴ・ナブレによる壁画がそのままの壁に彫ってあります。
また、アートに造詣の深かったマダムポメリーの「シャンパンは芸術」の考えのもと現在も毎年テーマを変えて、カーヴ内を多くのアーティスト達に作品を発表する場として提供しています。そのため2000万本のシャンパンとモダンアートが並ぶおもしろい空間になっています。
また、貿易の重要性をいち早く見抜き早くから海外への輸出を始めたポメリー社らしくカーヴには、東京・ベルリン・ブエノスアイレスなど道案内の様にプレートが掲げられており、「伝統とアバンギャルド」というポメリー社の精神を感じさせるとてもおもしろいカーヴでした。
見学の後は試飲です。今回はポメリーロゼ・ポメリーブランドブランを頂きました。史上初のブリュットを作り、現在のシャンパンのスタイルを作ったといわれるポメリー社です。目にも美しく、キリッとした味わいの美味しいシャンパンでした。
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