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Photo & Text: Kanoko Nagata
シャトー・オーブリオン(
Ch. Haut Brion
) 醸造過程見学
ボルドー2日目は、朝からグラーヴ地区にあるオーブリオンを訪問しました。 ボルドー市内のホテルから30分もかからない場所にあり、都市部にブドウ畑があります。
オーブリオンとは「丘の上」という意味で、このワインはメドック以外の地区にもかかわらず、ボルドーの格付1級シャトーとなっています。 1級格付のシャトーの中では、一番規模が小さいシャトーです。
まず、ビデオ上映があり、畑の模型を見ながら、オーブリオン、ラミッションオーブリオンなどの畑について説明がありました。
その後、ステンレスタンク、樽のCAVEを見学し、テイスティングした後、自社で作っている樽職人の仕事を見に行きました。
今ではどのシャトーも行っている「澱引き」と「ウィヤージュ(補酒)」はオーブリオンが確立し、ワインが長期熟成出来るようになったとの話がありました。
また、ボトルの形がオーブリオンは独特ですが、一時期は普通のボルドーのボトルの形に戻していた時期もあったそうですが、1958年以降は昔のボトルに戻したそうです。偽物防止の意味もあるそうです。
品種ごとに分けて、ステンレスタンクで20日ほど醗酵を行います。ルモンタージュは1日4回行うそうです。ステンレスタンクは、外から見ると同じに見えますが、中は斜めに二層に分かれています。上部では、アルコール醗酵を行い、下部ではマロラクティック醗酵を行うそうです。
なるべく自然の重力を有効に使いたいとの配慮で設計されていました。ブドウの皮と果汁を出す時に斜めになっていると取り除きやすいとの事でした。
ポンプを使い圧力をかけるとワインに良くないという考え方があるそうです。上から下に流す場合はいいけど、下から上に果汁を流す場合にポンプを使いたくないというシャトーが多かったです。
マロラクティック醗酵後、樽に入れる前にブレンドします。新樽率は70%で、樽熟成は18〜20ヶ月行うそうです。コラージュ(清澄)は木樽1個に3個の卵白を用いて行うそうです。
オリ引きは3ヶ月間、グラスとロウソクを用いた伝統的な方法で行うそうです。 バイオ酵母は一切使わず、乳酸菌も添加していないそうです。
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